魅力満載！『北品川商店街』へ行ってみた！後編

6月に前編をお届けした北品川商店街散策。今月は後編をお届けします。

冬の合間の暖かな陽気に誘われて、北品川商店街へ出かけました。前編では商店街を品川方面から巡りましたが、今回は逆側の目黒川方面から商店街に向かいます。

目黒川にかかる情緒あふれる鎮守橋の先には、人だかりのある神社が。誘われるように早速寄り道です。

龍神様を祀った「荏原神社」。東海七福神めぐりの神社でもあり、品川の龍神様として信仰を集めました。

カメラ好きには有名スポットの様で、皆さん熱心に写真を撮っていました。早咲きの寒緋桜とメジロが撮影できるポイントです。神社入口の恵比須様も素敵です。たくさんの方が咲き始めた桜を笑顔で見上げていました。

神社を後に、商店街の大通りに入りました。まず見つけたのは、しながわ満月、宿場ロールという看板を出していたお菓子屋さん。こちらの名物の様です。菓子処「品川菓匠 孝庵」に早速お邪魔しました。

店内は、看板にあったスイーツの他にも、江戸野菜を使ったスイーツや地元学生プロデュース商品など、ここでしか手に入らないオリジナルスイーツが並びます。今回は看板にあった宿場ロールをいただきました。

ふんわりしたロールケーキとは一味違う食感。フォークを入れるとずっしりと重く、食べ応えのある3層のハーモニーが絶妙なバランスです。

商店街を歩いていると、趣きのある囲碁クラブや歴史漂う外観のお店が目立ちます。チェーン店も少ない商店街は、どことも似ていない静かな個性を感じます。

子どもたちの声が響く公園を見つけました。「聖蹟公園」は東海道品川宿の本陣跡にある公園です。江戸時代、品川宿は東海道最初の宿場町として栄えていました。大名や勅使が休息・宿泊する旅宿は本陣と言われ、ここは北品川宿の本陣だった場所です。

一見普通の公園ですが、いくつかの記念碑が並び歴史を今に伝える役割を持ち合わせています。

「この松は、」から始まる立札も多い商店街。スタンプラリー気分で全てに目を通したくなります。

少し歩くと前編でお邪魔した「せんべい処あきおか」に着きました。前編-後編合わせて、これで商店街の端から端まで散策しました。

このお店はなんだろう？と興味が湧く魅力的なお店が並ぶ北品川商店街。まだまだ紹介しきれなかったお店も多いです。ウィング高輪でショッピングをした後は、少し足を延ばして街散策に出かけてみてはいかがでしょうか。